起き上がる(ベッドから・介助なし)
介助なしで起き上がる(ベッド)
ベッドからひとりで起きてみましょう。ポイントは、一度寝返りして、横向きになってから起き上がると楽にできる点です。
良い方の足を不自由な足の下へ入れます。なるべく深く足を組みます。
良い方の手でもう一方の手を持ちます。ひじは曲げても伸ばしてもよいでしょう。
寝返りをうつように寝返る方向へ顔と腕を向け、転がるように横向きになります。顔は腕と一緒の方向です。
この場合のポイントは、不自由な手をUの字を描くように足先の方へ一度引いてから横へ引くと、肩が痛みません。
天井に向かって起きるのではなく、あごを引いて良い方の自分の手を見るような感じで頭を少し上げます。
ひじをついてよいほうの手で体を支え、上体を起こします。
この場合のポイントは、ひじは体から45度くらい離すことです。そのほうが起き上がりやすいです。
ひじを伸ばして上体を起こし、足の重みを利用して両足をベッドから下ろします。
あごをひき、上体をそらさないようにすると起き上がりやすいでしょう。
座れました。