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看取りの訪問看護・在宅看護サービスのご利用事例 Case

ナースアテンダントのご利用事例を紹介しています。

在宅看護の利用事例

ご自宅での看取りケア(ターミナルケア)
78歳女性、膵がんのターミナル期。少しでもご自宅で過ごさせてあげたいというご家族の希望で、入院中の一時外泊の際にご自宅での看護依頼がありました。最初は、1泊2日、次は2泊3日など皮下注射と酸素を持っての外泊を繰り返され、5回目の外泊でご自宅での看取りを選択されました。日中の看護はご自宅近くの訪問看護ステーションを、夜間はナースアテンダントのナースを利用され、両者の連携により最後までご自宅で過ごしていただきました。
ご自宅での看取りケア(ターミナルケア)
70代男性、大腸がん終末期、ご本人、ご家族ともにご自宅での看取りを希望され退院されました。しかし、ご家族だけでは不安とのことで夜の8時から翌朝8時まで毎日の夜間看護のご依頼がありました。5名のナースによるローテーションで夜間看護を開始しました。しかし、残念ながら3日目の深夜、ご家族に見守られながら旅立たれることになりました。後日、奥様らからお礼の電話をいただきました「家族だけで看取るつもりでいましたが、不安なことが多く、看護師さんに付き添ってもらい安心でした。最後の時、『もう間もなくです』と看護師さんにに告げられ、家族全員が見守るなか穏やか顔の主人を見送ることができました。本当に感謝しています」。
ご家族へのトレーニング
87歳女性、認知症、胃ろうあり。在宅療養に向けて2泊3日の一時帰宅中に、在宅での看護を教えて欲しいとのご依頼がありました。病院で胃ろう対応やオムツ交換など必要な介護知識を学んだものの、ご家族だけでは心配ということで、経験豊富な訪問看護師が訪問し、ご家族と一緒に、胃ろう対応、着替え介助、清拭などを実施しました。ご自宅内で練習できたため、退院後はご家族だけで介護ができるとのことでした。
24時間看護
82歳男性、脳腫瘍の手術後。ご自宅で静養するため24時間体制での看護依頼がありました。
看護師10名による2交代制で、主治医の指示に従い、留置カテーテル、服薬管理、移乗介助などを実施しました。ご容態急変時は、ご一緒に病院まで付き添い病室内での見守りを行い、安定後はご自宅での24時間看護を継続しました。

移送看護の利用事例

都内病院から札幌の病院へ
78歳男性、脳梗塞後。都内病院から札幌市内の病院へ転院。長時間座ることができないためストレッチャーでの移動。ご家族だけでは不安ということで看護師の同行依頼がありました。 当日早朝、入院中の病室を訪問、病棟ナースから申し送りを受け、介護タクシーに乗同して羽田空港へ移動。空港内でおむつ交換を済ませ搭乗、千歳空港からは再び介護タクシーで転院先の病院まで同行し、転院先病院のナースに移動中の状態をお伝えし無事終了しました。
都内病院から海外の病院へ
80代女性、アメリカ国籍。訪日中に脳梗塞を発症し入院していたが早く国に帰りたいとの強い要望から移送看護の依頼がありました。経管栄養や吸引が必要で、座位も困難な状況だったためフラットタイプの車椅子を使用、ビジネスクラスのフラットシートを準備して出発。空港職員、航空会社職員、機内ではCA、迎えの現地病院スタッフ、皆さんに助けていただきながら、入院中の病院を出発してから16時間後、無事現地病院に到着しました。言葉や習慣の違いはあっても、移動中の様々な場所で、その都度周りの方々に助けていただきました。
新幹線での移送
68歳男性、膠原病。車椅子移動で吸引が必要。都内病院から鹿児島の病院への転院のため看護依頼がありました。飛行機が使えないため新幹線の「多目的室」を予約しての移動でした。早朝に入院中の病院を訪問し、病棟ナースから申し送りを受け、介護タクシーで東京駅へ。朝7時発の新幹線で14時過ぎに無事、鹿児島駅到着。転院先病院までご一緒し、先方のナースに移動中の状況をお伝えし無事終了しました。

外出看護の利用事例

入院中の一時帰宅
63歳女性、食道がん、肺・腎臓への転移でターミナル期。愛犬を預けて入院中。体調の安定している時期に一度自宅に帰って愛犬と過ごす時間を確保したいと、一時帰宅中の看護のご依頼がありました。点滴ポンプ・酸素を持参して5時間の予定で一時外出されました。意識障害がありながらも愛犬と過ごすことができ穏やかな表情で病院に戻られました。
入院中の一時帰宅
99歳男性。意識が明瞭なうちに1時間でも自宅で過ごさせたいというご家族からのご依頼。看護師が付き添い、外出中の吸引と酸素管理を実施し2時間ほどご自宅で過ごされてから病院に戻られました。数日後、ご家族から連絡があり、ご自宅に戻られた日の夜、ご家族に見守られながら病院でお亡くなりになったとのこと。「家に戻してあげて本当によかった」というお礼の電話をいただきました。
結婚式への出席
72歳女性、肝がんでのターミナル期。お嬢さんの結婚式に出席されたいとのことで、式場での看護のご依頼。当日、看護師が入院中の病院を訪問し、ご一緒に式場まで移動、式場で車椅子をお借りし、疲れが見えたら控室で休憩し、再びご参列することを繰り返しながら結婚式と披露宴合わせて6時間近くの行事を無事過ごされました。

受診時看護の利用事例

検査のため外来受診付き添い
90歳男性、精密検査のため大学病院の受診。かかりつけ医から大学病院に検査予約を入れていましたが、奥様もご高齢のため看護師の付き添いをご希望されました。 当日、看護師がご自宅を訪問、大学病院までタクシーに同乗し、検査に立ち合いました。その後、一緒に診察結果を聞き、ご自宅までタクシーで戻り、ご家族に診察結果を報告しました。 その後入院となりましたが、ご家族に代わり、毎日夕方3時間病室を訪問し身の回りのお世話をし、その状況を毎日メールでご家族に報告しました。
ご家族に代わり外来受診の付き添い
73歳女性、認知症、高齢者施設に入居中。大学病院の受診にご家族が付き添うことが出来ず看護依頼がありました。外来日の朝、入居中の施設に看護師が訪問し、介護タクシーに同乗して予約時間に大学病院を受診しました。医師から検査結果の説明受け、次回の受診を予約、会計を済ませ施設までお送りしました。検査結果や次回予約日程、会計についてはご家族にメールで報告。その後も検査、入院、退院、検査と毎回ご依頼をいただき、受診の帰り一緒に散歩を希望されるようになりました。

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